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原宿東急プラザの一角に、元気にiPhoneケースを売っているお店、AppBank Storeがあります。
これまで、ブログメディアやゲーム開発など、
デジタルコンテンツの領域で事業を拡大してきたAppBankが、
なぜ「在庫」というリスクをとり物販に参入したのか?
今回はそのいきさつや参入時の戦略について伺いました。
今でこそ、iPhoneケースのセレクトショップ屋さんのような
雰囲気があるAppBank Storeですが、最初のきっかけは、
ユーザーさんからiPhone用の外付けバッテリーのレビューを
してほしいというリクエストでした。
バッテリーや防水ケースなど日常的に使うアクセサリーは、
実際に使って比べたいものですが、バッテリー等は値段も高く、
なかなか「買って比べる」事は現実的ではありません。
また、Amazonや楽天など、レビューが記載されている
サイトはもちろん当時もありましたが、
使用感がわかる豊富な写真を掲載したこと、
比較検討しやすい記事などがユーザーに指示され、
売り上げも予想を超えたものになりました。
この後、レビュー記事によるアフィリエイトメディア事業から
自社サイトでの通販事業、そして実店舗販売事業に踏み出すことになります。
その決断のポイントをぜひ本編でお楽しみ下さい。
また、今回は村井さんのブランド戦略についての考え方、
特に新規事業を始める際の、ブランド資産をどう活かすかについて
村井さん流の考え方を伺いました。
▼今回のトピック
・物販参入のきっかけは、ユーザーさんからの要望
・物販を始める前にAmazonアソシエイトで売れるか実験してみた
・楽天かYahooストア出店か?それとも自社ネットショップか?
・ネットショップもリアル店舗も初月から黒字を達成
・アンチコメントもありがたい反応の1つ 「ネガティブな意見 = 叱咤激励」
・AppBank Storeを「他に無いお店」にする「キラーフレーズ」とは?
・水槽にiPhoneをポチャン・・・コンセプトは「体感できるお店」
・ブランドの持つイメージには一貫性を持たせる事
・AppBankというブランドを使うビジネス、使わないビジネス
・新ビジネスを作るためには、新しいユーザーとの接点を増やすこと